旅好きル☆行き着いた先はキャンピングカー

行き着いた先はキャンピングカー

渡米を機に始めたブログ。今は旅の記録用。2018年キャンピングカーを購入し、より旅に出やすくなりました。

2021年末スキー:検定受験とガラス事件 

2021年12月28日:前泊

今年の年末は志賀高原熊の湯で、スキーの滑り向上を目指して合宿的にガンガン滑る予定。
というのも、来年受験生となる長男はしばらく行けないことになりそうなので。
子供達の冬期講習を終え、夕方出発し、いつもの道の駅小布施夜着車中泊
今日は寒波が来ていて頭まで寝袋にすっぽり入らないと眠れないくらい厳しい寒さでした。
朝はFFヒーター必須。


2021年12月29日:熊の湯ホテル

信州中野の町を抜け志賀高原エリアへ登ってゆく道の前で地元の方によるタイヤチェック検問があり「本日4WD以外はチェーン装着」の文字。
我が家のT5は2WD。この点だけがつくづく悔やまれる2WD!!
雪山にも山道を通るようなキャンプ場にもよく行くのになぜ我が家の車は二駆なのだろうか。

ともかく、地元の方のいうことには従うべき。
スタッドレスに加えチェーンをつけることにしました。
数年ぶりのタイヤチェーンにあーでもない、こーでもないとどうやってもうまくゆかず、どんどん後からきた車に抜かされる始末。
タイヤとチェーンのサイズが間違ってるんじゃないかと疑うほどにお手上げ状態だったので、チェーンの取り扱い説明書と一緒に入っていた装着方法DVDをしぶしぶ見てみると、一発解決でした。
めんどうくさがらず早く見ればよかった...
重い車体ゆえスタッドレスだけだと毎回手に汗握る道中だけれど、今回はタイヤチェーンという強い味方のおかげで雪景色を楽しむ余裕すらあり。
ありがとう、タイヤチェーン。

そしてコンディション良好の中今シーズン初滑り!
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2021年12月30日:熊の湯ホテル

息子たち、丸一日講習&講習内検定を受ける予定。
SAJジュニア1級を狙います。
先生は阿佐ヶ谷姉妹似のやさしそうな印象とは裏腹に、ガンガン滑るタイプ。
そして親たちは普段子供と滑って鈍っていた感覚を取り戻すべく、急斜面をひたすら滑走。

順調に見えた検定前のレッスンが終了し、昼休みに子供達と落ち合うと、次男が持病の偏頭痛を発病していたようで真っ青な顔してふらふらに。
雪だし、前がみえないから平衡感覚なくなるし、かなり寒かったからね。。
頭痛プラス吐き気からの嘔吐がいつものパターンなので、薬を飲ませて並べた椅子の上に寝ること30分。
午後の検定は受けると健気に言うので、午後イチで検定を受けさせてもらいました。

大回り一本。小回り一本。総合滑走一本。
なんとか3本滑りきり、次男は本日終了。レストハウスで休んで、吐いて、ホテルまでなんとか戻るころには少し元気を取り戻していました。

SAJジュニア1級検定結果は…

二人とも合格

板を自分で持つことも履くこともできなかった頃から、何度もころんで、リフトに乗るのもやっとこさで、抱っこしてあげたり間に挟んで滑ってあげたり斜面では引っ張ってあげたりスケーティングが出来るようになるまでは平らなところでは押したり引いたりしながら、今までよくがんばりました。私たち親もね。

その夜
車内にビールを取りに行ったろっしーに事件が。
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キャンピングカーのコンロの蓋になっていたガラスが突然ばりーんと割れる大惨事。

なぜ?!
寒さで?!

理由はわからないけれど、破片がシートにも足元にも飛び散り(うちの車は土禁)片付けが大変だったそうです。
全部収集はできなかったけれど最低限座ることのできる状態にはなりましたが、新年早々修理にいかなければ(><)


2021年12月31日
昨日から振り続けていた雪はさらに量を増し、風も強く、気温も低い。
一応焼額山のゴンドラは営業するとのことだったので、悪天候ながらも新雪フワフワを楽しみにスキーをする予定でチェックアウト。

車はどこだい?
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雪かきだけで30分以上。

これで車が出せたとして焼額山まで行ったところで、帰り道に立ち往生して真っ暗な雪山道の車内で年越し、などという事態になりかねないと判断。
帰ることにしました。
エンジンは無事点火。
しかし車内が全然温まらず、フロントガラスがすぐに凍ってしまい、前がろくに見えない状態でノロノロを山道を走る。
ホワイトアウト状態で対向車も前を走る車も全く見えず、昼頃やっと町まで降りてきたときには心底ほっとしました。

年越し用に信州そばを買ったりなんだかんだ寄り道して帰ると、紅白が始まる19時半ころに帰宅。
9時間近くかかった計算ですが家でのんびりと年を越すことができました。

おしまい☆

2021年キャンプ の締めはモビリティパーク

2021/11/13〜14

予定があって夜着とはなりましたが、伊豆モビリティパークにキャンプ。
先に到着していた二家族が設営と美味しい夜ご飯を仕上げていてくれました。感謝!
伊豆とはいえかなりの冷え込み。
焚き火のそばが一番あったかくて、子供たちにすっかり陣取られる。
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幸い二日とも快晴。
バドミントンや青空の下で人狼ゲームをしたり、受付横の滑り台で遊んだり、大人も子供も目一杯楽しんで帰りました。
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コロナもあってキャンプに集う回数も減ってしまい、上の子たちが中学生になるとさらに予定を合わせることが難しくなることを思うと毎回が貴重でありがたいキャンプなのでした。
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今回で4回目となるモビリティパークは安定の過ごしやすさです。

おしまい☆

2021夏の知床 5

2021/8/14 知床最終日

今日は海から知床半島を眺める。
観光船が何社かあるうちの「ゴジラ岩観光」という観光船を事前に予約。
海のコンデイションが悪いと出航することができず、ここに二三日はキャンセルになっていたそうだが運良くこの日は出航できるそう。

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海から見る知床半島は、浜辺がほとんどなくそそりたつ岩壁が雄々しくかっこよい。
そして、ヒグマ。
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陸では遭遇したくないと願い、海からはヒグマに会いたいと思うわがままさ。


フライトは夜なので空港方面に向かいつつオシンコシンの滝に立ち寄り。
子供のころ来たことがあるので懐かしい感じがしました。
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天に続く道

空港を一旦通り越してサロマ湖
巨大すぎて湖とは思えません。
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最後はオホーツクシマリス公園。
施設としてはこじんまりとしていますが子供達の喜びようは大きいスポット。
踏んづけちゃうからすり足で歩くことマスト。
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夜の女満別空港で友達にばったり会うというあまりにもうれしい偶然を体験し、帰路につきました。


・・・と夏の旅行について年もあけた冬にやっと投稿するという我ながら呆れるズボラさ。
去年、一昨年のGWの記事も未完成だったっけ。


おしまい☆

2021夏の知床 4

2021/8/12 深夜

ペルセウス座流星群のピークがAM3時頃とのことだったので、目覚ましをかけ、眠い目をこすりながら4人でホテルの駐車場へ出て空を見上げてみた。
空気が澄んでいること間違いなしの知床とあって期待大!だったけれど、たくさんというほどには見ることができませんでした。

この時間ですでに明るみ始める東の空。


2021/8/13

今日はろっしー丸一日リモートワークなので、母子3人で出かけることに。
出発前に長男は少しお勉強、次男はハンモックで自由気ままに。
ホテルkikiのロビーはこうして時間を過ごすのにもとても快適。
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フレぺの滝

知床自然センターに車を停め、そこから歩いて散策できるプレペの滝へ行ってみました。
昨日はここもクマが出て閉鎖されていたそう。
片道約20分(約1km)の遊歩道で、のんびり一周回ると一時間くらい過ごせます。
森を抜けると海に近い高台の遊歩道で、背の高い木々がないため爽やかな高原のような雰囲気です。
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乙女の涙と言われるプレぺの滝、海は深くて蒼い

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どこまでも続く道

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どんな虫の仕業かこのような大→小の穴の開いた葉をいくつも発見。不思議ー

人がほとんどいなかったこともあって非現実感があり、とても気持ちの良い散策路でした。
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知床自然センター

前記事でも触れたように、大自然の中にありながらとても充実した観光拠点である知床自然センター。
「BARISTART COFFEE SHIRETOKO」というカフェでランチをとり、同じく施設内にある「THE NORTH FACE/HELLEY HANSEN知床店」をちらりとのぞき、展示室やギャラリーをゆっくり眺め。
さらに「MEGAスクリーン KINETOKO」という12m×20mの大型スクリーンででの上映はまるで小さな映画館のよう。
知床の自然美をスクリーンで見ることができ、この夏の季節以外の知床の様子も知ることができました。
どっぷり知床に浸かった気分のあとは、北方領土が見えるという知床峠へドライブ!

知床峠

知床半島の両サイド、斜里町ウトロと羅臼町を結ぶ知床横断道路の頂上が知床峠です。
久しぶりの運転も小さい車であればなんのその。
途中でリスだのキツネが出るのでその点は気をつけなければならないものの快適なドライブロードです。(キャンピングカー唯一のデメリットは図体が大きくて運転したくなくなること)

知床峠に到着。
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霧がなければこのうしろにはどどーんと羅臼岳が見えます。(たぶん)
そして、写真ではわかりにくいけれど、遠くにうっすら見える国後島
こんなふうに肉眼で見えるほど近い距離なんですね。
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夕方ホテルに戻り、チェックインの際にいただいたキッズルームでどうしても遊びたいという子供たちにお付き合い。
そのあとはみんなで卓球大会。全然ラリー続かずゲームにならないんだけど^^;
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ゆっくり温泉につかり、ゆっくり夕食をいただける幸せ。
普段の旅行だとつい盛り沢山の予定を詰め込んでしまうので、こんなふうに時間を気にせず1日をのんびり過ごせたのはすごく贅沢な気分でした。
食後、ハンモックに揺られていると、流れ星がいくつも!
後で知ったのですが、ピーク予測がずれたようで、この日が一番のピークだったそうです。

そんな三日目☆

2021夏の知床 3

知床五湖

シャトルバスで一旦知床自然センターへ戻り、駐車場から荷物を取り出し、水着から普通の服へと着替えて出直し。
再びシャトルバスに乗り、今度は知床五湖へ向かいます。

ところで、この日は我が家の旅にありがちな一日二食。
朝ごはんをゆっくりたっぷり食べて、昼間の時間は全て観光にあて、夜ご飯を早めに食べるというもの。
日中の時間を有効活用できますが、子供はこまめにお腹が減ってしまうもの。
今回もおなかすいたコールが始まったので、知床五湖の出発地点となるセンターで販売していたコケモモスイーツとおかきでしのぎました。ほんの軽食でも手に入ると助かります。

散策のまえに

こういった大自然の中のビジターセンター的な観光拠点は二つのタイプがあると思います。
本当に必要最低限の施設で自販機とトイレとのみ(なんなら非水洗)。
または、きれいなトイレに軽食やカフェ、なんならおしゃれなアウトドアショップまで併設していたり。
どちらにもその地域なりの理由があると思いますが、知床は後者でした。
前者でもあるだけありがたいと思いますが、後者であればなおありがたいのが本音。
知床は、大自然も楽しみたい、でも整った観光施設にも頼りたい、そんな要求を満たしてもらえる場所でした。

さて、知床五湖散策の地上遊歩道に出かける人は、必ずレクチャーを受けて立ち入りの認定を受けなければいけません。
そのレクチャーは、自然を守るためのものであることはもちろんのこと、自分を守るためのもの、つまりどうしたらヒグマに襲われないか、もし遭遇したらどうするか、というものです。
ヒグマと遭遇なんて滅多にないのでは、と侮るなかれ。
掲示されているヒグマ目撃情によるとほぼ毎日、知床の散策路のどこかしらでヒグマが出ているんです。
厳重注意とされたのが、お菓子の持ち込み。
ガムやタブレット類も臭いでヒグマが寄ってくるので一切の持ち込みはNG。

それを聞いた長男大ショック。

運悪くレクチャー開始直前に、数十粒入りのラムネを開封したばかりだったのでした。
本当は散策中持ち歩いて食べたかったのに、ヒグマに襲われては困るので泣く泣く全部一気にお腹におさめ容器はゴミ箱へ捨てました。
f:id:outdoorsytype:20211106181954j:plain熊捕獲
※後でわかったのですが、無料でジップロックをいただけてニオイの出る飲食物はそれに入れれば持ち歩きOKとのこでした。一気に食べてしまって損した気分の長男さらに落ち込む。

いよいよ五湖散策へ。
教わったヒグマと遭遇しない方法は、手をたたくことと「ホイホーイ」と声を出すことだそう。
レクチャーで散々くまくま脅された教えていただいた子供たちは忠実に教えを守ってずっとホイホイ叫びながら歩いていました。

エゾシカ近っ!

歩き出すと、一緒にレクチャーを受けていた人たちもあっという間に分散します。
急に人気がなくなるとほんとにクマが出そう。

そんなとき、きゅうに現れたエゾシカ
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野生動物に近づいてはいけませんとレクチャーを受けましたが、向こうから近づいてくる分には仕方なく、ラッキー。
どうやらここを横切りたかったようで、こちらを見つめながら親子二頭が渡ってゆきました。
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第一湖
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とっても気持ち良い森の中。
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最後には森を抜け海が望めます。
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知床の大自然をたくさん吸収して17:40のバスで戻りました。

今夜はペルセウス流星群の絶好の観察日とのこと。
夜中に目覚ましをかけて就寝です。

そんな二日目。

プールも温泉も公園も!大子グリンヴィラキャンプ

2021/10/30

長男のお誕生月はキャンプでお祝いするのがここ数年の恒例。
で、予約開始日を狙ってがんばりました。
コロナ 以降特に加速しているキャンプブームで高規格キャンプ場ほど予約を取るのが大変ですよね。
前々から行ってみたかった大子広域公園オートキャンプ場グリンヴィラ。
大自然を楽しむという感じのキャンプ場ではないけれど、公園と隣接しており、テニスコート温水プールもあるので、遊びたい盛りの息子たちが喜ぶかなと。

キャンプ場へ向かう道にはこのあたりの名産の奥久慈鶏やこんにゃくのお店が。
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刺身こんにゃくがとっても美味しかった!

そういえばハロウィンの時期でした。クイズに答えるとお菓子をいただけたする子供にとってはラッキーな時期です。
↓管理棟内もハロウィン一色
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予約が取れたのはキャンプングカーサイト。キャンプ場の一番奥まったところ。
かといってトイレも炊事場も遠くなく、数も充分なので何も困りませんでした。
もちろん設備はきれいで給湯も温水便座もハンドソープもあり申し分なし。
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チェックイン後は早速公園をご所望。
管理棟から徒歩2分くらいで公園側に着きます。
ちょっとしたアスレチックや遊具や芝部広場やロングローラー滑り台が。
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とっぷり日が暮れるまで遊びました。
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今回は手抜き設営でタープを張らず、キャピングカーのサイドオーニングとテーブルイスだけで対応。

二日目も快晴。
チェックアウト後、公園内のフォレスパ大子へ。
大子広域公園 フォレスパ大子
バーデゾーンは温泉をひいており、サウナもあり、25mプールもあり、子供たちがなにより喜んだのは長さ46m高さ6mのチューブスライダー。
水着のお尻が擦り切れるんじゃないかと思うほど登って滑って登って滑って。50回はやったんじゃない?!

充分満足してくれたようでバースデイキャンプとしては大成功でした。

帰りに凍る滝としても有名な日本三名瀑袋田の滝へ。
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滝までのトンネルはこんな感じ

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自然の力でこんな見事な段々の水の流れが生まれるなんて感動的でした。

お蕎麦やイワナの塩焼きやお団子を食べて旅気分を存分に味わい帰りました。

おしまい☆

大子広域公園オートキャンプ場 グリンヴィラ| 茨城県大子町

2021夏の知床 2

2021/8/12 晴れ


ろっしーが午前中web会議のため、ゆっくり目に朝食をとったあとは子供たちと3人でロビーで寛いだり宿題を済ませたり。
せっかくの知床で午前中ホテルに残ってだらだらしている旅行客は皆無で、スタッフさんも方々に散り、がらーんとしてさみしいものでした。
とはいえ、会議に出席しながらも旅行に出かけられるというのはありがたいことです。

さて、二日目は、カムイワッカの滝のぼりと、知床五湖の散策へ。

温泉の滝登り

カムイワッカの滝は、温泉が流れるあたたかい川の滝を、観光客でも気軽に登ることができるというなんとも魅力的な場所。
自家用車で訪れることはできず、シャトルバスを利用しなければなりません。
それにあたり、どこまでの装備でゆけばいいものか悩みました。
深さは深くないものの、転ぶ可能性はもちろん大。
温泉なんだし浸かりたくなっちゃうかも?!
荷物などは濡らしたくないが荷物置き場なんてないし。。。

とりあえず一応水着を着込み、荷物は最小限(といってもタオルや着替えなど結構な嵩張りよう)で、拠点となる知床自然センターへ向かいました。
その行きがけにウトロの町で立派なツノを持つ牡鹿が目の前に!交差点を曲がって歩道から山の上に消えてゆきました。
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さて、知床自然センターでシャトルバスのチケットを購入。カムイワッカの滝は終点にあたり、40分ほどかかります。
バス停で待つ人々の装いは様々。
ばっちり登山風もいれば街着の人も。我が家だけ、ガッツリ水着を着て海水浴に向かうかのよう。^^;

正解はわかりませんが、とりあえず足は固定されていて滑らないサンダル(または自然センターで販売されている滑り止め付きソックス)、ズボンは膝までたくし上げられるものか短パン、であれば十分楽しめることがわかりました。
そして温泉として浸かるにはぬるすぎるので非推奨。むしろ寒くて上着を羽織ったくらい。
荷物置き場はないものの、滝に登る入り口の岩の上にみなさんリュックを置いたりタオルをおいたりそこで靴を履き替えたりしていました。
そんなわけで、すっ転ぶ自信がある人だけ帰りのバスの座席を濡らさないよう着替え持参しておけば安心といった所感です。
ちなみになぜこんなにも濡れる心配をしているかというと、昔養老渓谷ですっころんでお尻をびしょびしょにした経験があるから。

道道知床公園線はとっても気持ちの良い道で、途中エゾリスが飛び出してきたりなんかも。(そこはさすがバスの運転手さん、ちゃんとスピードダウンでかわしてました。)
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知床五湖のバス停をすぎ、カムイワッカの滝へ到着。
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足をつけてみると30度くらいの温かさで気持ちいい。そして酸性のため少しぴりぴりします。
下の石がぬるぬるしているところもあるので慎重に。

初めはゆるやかな滝登りも上まで行こうとすると結構な勾配に。手も使ってよじ登ると・・・
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滝の上に到達!最高に気持ち良い瞬間でした。

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上から見るとこんな感じで、上りよりも下りのほうが格段に危険度が増します。
年間数回救急車のお出ましとなるそうなのですが、町からここまで到着までに一時間くらいかかりますとのこと。
滝登りは楽しいけれど侮ってはいけませんね。

今回は無事誰も怪我などしなかったけれど、帰りのバスでひともんちゃく。
カムイワッカの滝は登ってしまえば他には周りになにもありません。
自販機もトイレもなーんにもない山奥なので、できればすぐに戻りたいため、一時間に3本のバスの時刻表チェックをろっしーに任せていました。
それに合わせて滝から降り、それでもバスの時間ぎりぎりだったので、結構なダッシュでバス停へ(バス停と滝は5分くらいの距離)。
ぜーはーしながら周囲を見渡すと誰も急いでなんかおらず、もしやと時刻表に目をやるとまだまだバスが来るのは先の時刻でした。

無駄に猛ダッシュさせられぶーたれるワタシ。
まーいいじゃん間に合ったんだから、となだめる長男。成長したわね。


次は知床五湖へ続く