学部のサーフィンサークルにて、サンタモニカから南へ150kmくらいのSan Onofreへのサーフトリップというものがあり、友達と3人で参加してみることにしました。
ですが、ちょうどこの日はそばのローワ・トラッセルズというポイントで毎年行われるWCTイベント“Boost Mobile Pro”のファイナルが行われていたので、サークルに行く前にトラッセルズに寄り道していくことに。
ちなみに今年の結果は下記の通り。
■ASPワールドツアー第6戦「ブーストモバイルプロ」
1位 ケリー・スレーター(USA)
2位 パンチョ・サリバン(HAW)
3位 ジェレミー・フローレス(FRA)、トム・ウィタカー(AUS)
5位 トロイ・ブルックス(AUS)、CJホブグッド(USA)、テイラー・ノックス(USA)、ベン・ダン(AUS)
トラッセルズのビーチと海沿いの線路 踏切などなくいきなり電車が通る
こんなに大きな大会だというのに、著名な選手ばかりが出場しているというのに、一緒に行った2人は観戦するのではなく自分たちが波乗りする方に勤しんでいた。大会のサーフ写真も撮りましたが、観戦客が多く、人を押しのけて前に行くこともできず、時間も限られていた為あまりいいショットは撮れませんでした。(後日UP予定)
大会会場から少し離れたところ
このビーチに着くまでには、車を停めてから15分ほど坂を下って歩いてゆく以外方法はない。
容易に行けないからこそ美しさが保たれているのだと思うが、残念ながら道路建設の予定があるとのこと。
道の途中では建設反対の署名活動が行われており、サーファー達はもちろんみな足を止めていた。
私たちも参加し、「SAVE TRESTLES. NO TOLL ROAD.」と書かれたTシャツをもらいました。
署名に参加したいサーファーのみなさんはこちらへ→『トラッセルズが危ない!』
San Onofre(サン・オノフレ)に到着。ここも駐車場から海辺まで細い道を歩く。というか、崖を下る。
遠目でうねりが見えるようにいい波。とてもキレイで、且つ人がいない。プライベートビーチ状態。
このときにいた参加者は20名弱。3日間ここでキャンプをしているが、私たちのように日帰りの人もいたり、午前だけ・午後だけの人もいたり。
初めての人用にレンタル用のボードやウエットスーツもあったけれど、誰かが指導するでもなく初心者放置。しかも下が砂ではなく石なので、かわいそうなことに足が傷だらけになっている人もいた。
というか、教えられるような人はどうやらいない模様で、まともに波に乗れている人は2,3人だけ。他の人はビーチで海を眺めつつずーーーーっとビールを飲んでいました。
こちらの学生は、年齢は日本の学生とあまりかわらないのに落ち着きがあり、何もせず終日外でぼーっとすることを楽しめる人たち。見た目もしぐさもビール片手にちょっと小おやじくさいけど、それもわるくないと思う。
“サーフィンサークル”というより“海辺でサーフィンを眺めつつビールを飲むサークル”のようでした。