LA OPERAによる『DON GIOVANNI(ドン・ジョバンニ モーツァルト)』に行ってきました。
近年クラシックの世界から遠退いていたので久々のオペラはかなり楽しかったです。でも音大時代に自分が歌った曲等が聞こえてくると急に昔のことが思い起こされて、懐かしさと今すっかり音楽から離れてしまっている反省とでちょっと複雑な気持ちになりました。
舞台セットはほとんどなく、衣装もやや独特で、光や抽象的なイメージでの演出の仕方が斬新で、古典的なオペラとは大分異なっていましたがおもしろい舞台でした。
アメリカのオペラをみたのは初めてでしたが、やっぱりヨーロッパのオペラとどこか空気感が違う気がします。もともとドン・ジョバンニは面白いオペラだし随所に笑いがあるけれど、仕草一つ取ってもより各人のエンターテイメント性の強さを感じるというか。
別にキャストがみなアメリカ人というわけではないんですけどね。演出のせいか、もしくは観客の反応がアメリカンだからそう感じるのかもしれません。
そしていまだにアメリカ人の笑いのツボがわかりません。