今旅のルート 2008.01.01~01.13
1~2日目:L.A.~エルサルバドル経由~ペルー リマ
3日目:ペルー リマ
4日目:ペルー クスコ
5日目:ペルー クスコ~マチュピチュ
6日目:ペルー リマ
7日目:チリ サンチアゴ
8~11日目:チリ イスラ・デ・パスクア(イースター島)
12日目:チリ バルパライソ
13日目:チリ~リマ~コスタリカ経由~L.A.
乗り継ぎが多いので荷物は全て機内に持ち込める範囲にと、デイバッグ1つとサブバッグ1つ、スーツケースなし。この日数でリュック一個に納めるのは至難の業であり、相~当重いデイバックになってしまいました。
夕刻到着したリマは、肌にまとわりつくような湿度と温度と、空港や町でのタクシー呼び込みの活気で、東南アジアを思わせます。
でも旧市街へ向かうと町並みは一転し、ヨーロッパのようでした。
昔からの建造物が残る旧市街はたくさんの人で賑わう。建物から張り出すバルコニーは全て木製。
combi(コンビ)という乗り合いバス。近づいてくるスピードが早すぎて行き先が読めないし、かっ飛ばすし初めて乗るときはちょっと勇気がいったけれど、約30円で乗れてたくさん走っているので便利です。
どこでも乗り降りでき、道の端で手を「1」の形で横に出すと停まってくれる、と聞いていたけれど、実際は、ちょっと道端で立ち止まっているだけでも車掌さんが走行中の車内から身を乗り出し「乗るかっ」と誘ってきます。すばやく返事をしないとそのままたーっと行ってしまいます。
リマの交通量は多く、そして交通事情は怖い。とにかく隙間があったら車線変更を繰り返し前へ前へ攻め込むしクラクション鳴らしまくりだしスピード出すし、事故が起こらないのが不思議です。ということはきっとみんな運転が上手なんだ。
ちなみにタクシーに乗る場合、メーターはありません。
料金はどうやってきまるかというと事前交渉。乗る前に行き先を告げ、最初に言われた値段を当然のように値切り、折り合いをつけたところで乗車します。ペルーはスペイン語圏。英語を話せる人はホテルなど以外はほとんどいないので、数字は真っ先に覚えました。
名物アルパカ製品がたくさん並ぶ露天マーケットでも値段はあってないようなもの。そしてどの売り子さんも口をそろえて「アルパカ~」と言います。「100%アルパカ製?それとも混合?」と一応尋ねてみても大きくうなずいてひたすら「アルパカ~」。
大きなちゃんとした店にいくと英語が通じて色々教えてもらえるので、だんだん知識がついてきます。あとは手触りと自分の直感で。
一応撮っておきました、最高裁判所。
正月といっても町はクリスマス模様を引きずっており、ここもそう。
銃を担いで歩く。(写真を撮ると振りむいて撃たれるんじゃないかとどきどき。)旧市街周辺には警察が多く、それとは別に観光ポリスという観光客専門の警官が市内に約140人いるとのこと。多いところでは街角ごとに立っていて、そのおかげか、治安が特に悪いといわれているリマですがさほどそれを感じることはなく、夜も普通に外出できました。
サン・フランシスコ教会。地下墓地カタコンベには、巨大な箱に入った無数の人骨と、井戸のような大きく丸く深い石組みの中に綺麗にまるで飾り物のように渦を巻いてぎっしり詰まっている頭部の骨がありました。
ミラフローレンス地区というビルやデパートがある新市街のスーパーマーケット。アメリカとほぼ同じ。
外国のスーパーは見ているだけで楽しい。
ペルーは食べ物にハズレなし。日本人の好みに合います。
これはセビッチェという、生シーフードのマリネのようなもので、ペルーだけでなくチリやイースター島でも食べられています。
そしてここのレストランのシーフードのスープは岩海苔などが入っており海の香りがして最高に美味しく、これを食べる為にもう一度リマに行きたいと思うほど。ペルーに行かれる方がいたら是非お教えしたいお店。
1.5日を過ごした翌朝、クスコへ移動するため空港へ。到着するとドライバーさんは空港内の薬局へ赴き、高山病の薬を指差して教えてくれました。そして小声で、もし買うならこれと同じのがクスコでもっと安く売っているからクスコで買いな、とも。
彼に限らずペルーの人はみんな親切です。