2008.01.09.
一日かけて要所をまわる終日ツアーは、BBQランチとビーチでの海水浴というおまけ付き。
イースター島で海水浴なんて思いもしなかったので水着を持参しておらず。でも入っちゃいました。
Ahu Tongariki(アフ・トンガリキ)
15体のモアイ。日本企業の援助により立て直された。ここ一帯には数年前のチリ地震での津波がきたそうで、クリスが「あのあたりまで波が来たんだよ」と指差す先は海岸からかなり離れたところ。でも幸いにも死者は出なかったそう。
Rano Raraku(ラノ・ララク)
島の内陸にある丘。ここでモアイが造られ、海岸まで運ばれていった。人々がモアイを作るのを止めたときから、作りかけのモアイ、運ばれる途中のモアイたちはあっけなく放置され、そのままずっとここにいる。
長い年月を隔て土に埋もれ、もうきっと二度と動くことの出来ないモアイ。
何百年も前からずっと、ただただ海や空を見つめ続けているモアイ。
それを思うと自分の一生なんて短かすぎて、ちっぽけなことがどうでもよく思えてきます。
島にある博物館では日本語の解説書を貸し出してくれ、モアイの製造方法や運搬方法などいろいろよく分かりますが、それらは全て憶測の域を過ぎず、正確なことはまだ誰もわかっていません。木の板に書いてあるのはロンゴロンゴという昔島民が使用していた文字。過去の奴隷狩りなどにより今では誰も読むことが出来ず、解明もまだ出来ていないとのこと。もしこれが読めていれば、イースター島は神秘の島でもなんでもなかったのかもしれません。
昔ブレンダの家の近所に、遠くから遊びに来たとある家族がこの木のことを知らずに、枝を折り、ソーセージに刺してBBQをしたところ、一家全員亡くなってしまったとのこと。
樹液が毒なんだそうです。
「へー覚えとこ」 と写真を撮る私。
「え、なんで・・・?」 と不安げなろっすぃ。ふっふっふ。
木の名前は・・・残念ながら忘れてしまいました。
アナケナビーチ
島で唯一のビーチ。観光客が泳いでよいとされているのもこのビーチのみです。
さて、水着を持ってきていなかった私に水泳大好きのブレンダは前日のうちから「水着を2着持ってきているから貸してあげるわ!」と意気込んでおり、ラッシュガードとビキニの下を貸してくれました。でもサイズの合わない水着ほど危険なものはなく。。。
でもでもスコールの去った空は真っ青で海水は澄みきっており、海好きとしては入らず見ているだけなんてことは出来ません。
結局、上はラッシュガード、下は普通の洋服の短パン、というなんともヘンな格好でイースター島の海を楽しみました。でも水着なしのラッシュガードって・・・実は結構ヤバイの、お分かりの方はお分かりかと思います。(^^;) でも日本人いないし、まいっか、と。南の島は気持ちがおおらかになりますねぇ。(そういう問題?)