2008.08.14. thu
昨夜が遅かったため今日もスロースタート。
11:40Tacoma発
12:20シアトル着
密かに楽しみにしていた Land & Waer tour の Ride the Ducks は16時までいっぱい。
水陸両用の車両でシアトルを観光する1.5Hのツアーで、ドライバーはディズニーランドのジャングルクルーズのお兄さんのよう。みんなで手拍子したり歌をうたったりひゅーひゅー言ったり、とにかく楽しそうなモノ。
とても乗りたかったが、15時には町を出なければならないので断念。
Flying Fish という店ででランチ。アジアンぽくておいしい。
食後のお散歩にウォーターフロントへ。活気があってにぎやかなところ。
港町・坂道という点ではサンフランシスコと似ているが、シアトルのほうが元気で陽気で活気がある印象。もちろん一日のぞいただけでその街のことを分ったつもりにはなれないけれど、シアトル、かなり気に入ってしまいました。
Marketはシーフードに、花に、お土産に、絵に、とにかくいろいろあって楽しくてそして海の幸がオイシソウ。
またシアトルと言えばカフェ、スターバックス発祥の地。ということで、Cafeへ。
混んでいるスタバ一号店を避け、静かで落ち着いたクラシックなカフェでカフェオレで一休み。
バンカメ(Bank of America)タワーの展望台にも行こうと思っていたが気分的に結構満喫したのでまぁいいかと、16:10シアトル発。
今までずっと西海岸を北上していたがここからいよいよ進路を内陸へ。フリーウェイ90号を東に走る。木々が豊か、緑の山々、川、LAではなかなか見れない光景で気持ちよい。日本の山みたい。
途中からは枯れ草のだだっぴろーい丘陵に戻る。夕刻、窓にはもううぐ満月ののぼったばかりの月がずーっと見えている。徐々に暮れる空、刻々と変わる空色、月の色、月の高さ、放牧されている牛や馬、うねるはるか向こうの地平線、ぽつんぽつんと立つ小屋、並行して走る川と湖、そんな何もない景色の夕暮れをずーっと眺めていられて、とても幸せだった。数十キロも遮るものがなにもないってすごい。
20:40 Spokane着。
今日はぎりぎりまだ薄明るいうちに街に到着!
何もないところにいきなり大きい町が現れた印象。なぜここに発展したのかはわからないが、大きな病院もあり、ビルもあり、整った街のよう。スーパーで買い物をし、この旅初のライスクッカー(炊飯器)登場。
旅の先輩たちから「炊飯器は持っていくべき!」と教えられたが、火を使わずしてコンセントさえあればどこでも作れるので本当に便利である。あらかじめ一合ずつジップロックに入れてきた米を研ぎ、ご飯と味噌汁(インスタント)とちょっとした惣菜、これで十分幸せ。翌日のおにぎりも作る。
ところが、もってきたはずのふりかけが見つからない。サランラップはちゃんとあるし、一緒に間違いなくいれたはずなのに。
どうしても味のあるおにぎりが食べたい!執念で荷物を一旦出してまた探したりしたけれどやっぱりない。悲しい。。。やむなく無味の白むすびを作る。
ちなみに、持参したクーラーボックスには引っ越し直前冷蔵庫にあった残りをがーっと入れて来たので、二つのメカブや漬物やたった二粒の梅干しなど変なものばかり入っている。
梅干しを小さくちぎって唯一の味付けとし、今後は塩をどこかで調達して塩むずびにしよう、と思うけれど、やっぱり消えたふりかけが気になってしまう。
翌日からはもう大きな町はしばらくない。
イエローストーン国立公園~グランドティトン国立公園のあと、5日後のソルトレイクシティが次の大きな町。
水をたくさん買い込み、あとは車の無事を祈るばかりです。
街のないところで故障したらしゃれになりません。幸運に掛けよう。
本日の走行距離:325マイル
本日の宿:Howard Johnson Inn Downtown ○