2008.08.19. TUE
熊を見た。Jacksonから89号を南へ。ジャクソンより少し南へ走った路肩に、熊が死んでた。2mくらいのブラックベア。
おそらく前夜の出来事だと思う。明かりのない国道ではよく起こり得ることらしいが、動物にとっても人間にとっても(時速100キロ近いスピードでの衝突はきっと車側もただでは済まないはず。)出来れば起こって欲しくないことである。
そういえば、日本ではありえないが、バイクはノーヘルメットでもよいらしく、ノーヘルライダーがたくさんいる。怖くないのかとこちらが心配になってしまう。虫も顔にたくさんぶつかりそうだし。。。
今日のルートはずーっと下道です。川があったり牧場だったり(牛や馬や羊が多い)山があったりして気持ちよい。
途中道を間違えたらしく遠回り。大平原360度見渡す限り町らしいものがなにもない土地で道に迷うと一マイルでも無題に走りたくないと思ってしまう。タイヤはまだ無事、そして警告灯は依然として点灯したままです。
途中、小さな町に近づき、時速40miの標識が見え、ちゃんとスピードを落としていたその先にパトカーが。
特に気にすることもなく走り抜けたけれど、ふと後ろを見るとピカピカとランプを点灯させて近づいてくる。
捕まる理由はないと思っていたし、「とまりなさい」とアナウンスされるわけでもないのでそのまま走っていたが、ずーっと無音でついてくるので止まると、予想通りというべきか用があったのはうちの車だったようで、ピタリと後ろにとまられました。
40マイル制限のところを計測によると50マイルで走っていたから10マイルのスピードオーバー、とのこと。
解せないが、彼は獲物をしとめた顔をしており、いつもと違って明らかに今回は見逃されないと判断。(スピード違反ではないものの、今まで出会った警察には毎回見逃されていたので、雰囲気の違いがなんとなくわかる。)こちらとしてもその時点でのスピードを証明するすべはなく、でも一応反論すると、だったら裁判してもいいよと。ワイオミング州まで裁判のためだけに再び来れるわけがない旅行者を狙った発言。むむ。
罰金200ドルをあとでかその場で払うのだが面倒なので、この場で払う。きっとこれで彼は今日の仕事を満足して終えられたはず。むむぅ。
嫌なことはすぐ忘れることにして再び走り続けるとソルトレイクシティに近づいてきた。去年冬にスキーにきた懐かしのパークシティでランチをとる。その後ソルトレイクシティ内は少々渋滞し、夕刻モーテルに到着。フリーインターネットのモーテルが多いが実際使えることは少ないのですが(回線の状態のせいかもしれないけれど)しかし今回は大丈夫でした。旅先でネットが使えるととてもありがたいです。
明日からはグランド・サークル一帯を回ります。
本日の走行距離:328mi(525キロ)
本日の宿:Days Inn Lehi ○