2008.08.26.
ビジターセンターで地図をもらい、園内の一本道を走り始めると徐々に道の両端に砂がせまる。
完全な真白、ではないけれどだんだんと植物が減り、一番先はまぶしい砂丘が延々と続いている。道はそこで行き止まり。でもこれより向こうにもずーっとずーっと白い砂丘が広がっています。
砂は固くしまっていてさらさらではなく、でも少し踏み込むとぐぐっと足が沈みます。
午前中のせいか、気温も灼熱というほどには暑くなく、砂も場所によっては冷たく、気持ちよく、でも日陰の全くない砂丘と白い結晶の砂の照り返しで太陽に光はすごく、眼がやられてしまいます。
言い方は変だけど、どこを見てもまぶしくて、目のやり場のないかんじ。
上を見れば太陽がまぶしく360度真っ白で、下も見ても反射された光が眼にさすよう。
足跡の少なめの砂丘にのぼり、ひとしきり周りを見渡した後、ジャンプ写真に燃えてしまう。周りにだれもいなくて、大声で叫んでも音が砂に吸い込まれて全然響かなくて、見渡す限りの砂の上で飛んで飛んでとにかく楽しかった。
そんなことをしていたらぐんぐん熱を増した太陽にやられすっかりへとへとに。
長居はできないけれど非現実的な場所過ぎで楽しいところでした。
11:20 ロズウェルへ向けて出発。13:50ロズウェル着。
ふつうの人ははずすであろうポイントですが、あえて訪れてみました。RoswellといえばUFO。町のいたるところに宇宙人がいます。でわ、宇宙人探しスタート。
この格好は...
エイリアンからローンはしたくない。
ハンバーガー屋さんArby'sも"エイリアン歓迎"。ちなみに町の街灯もエイリアン。せっかくなら夜、点灯しているところが見たかったです。
UFO博物館は期待を裏切ら名ないさびれっぷり。ちなみにここが入り口。
あんなところにもさりげなく存在するエイリアン。スピーカーの隣のUFOはまぎれもなく原材料アルミホイル。
展示物の中にはUFOと関係のないものもあり、うさんくささ満点。"Judge yourself"の文字が踊ります。
宇宙人の人体実験のマネキンはリアルすぎてちょっと怖い。
15:30 カールスバッドのコンフォートインにチェックイン。炊飯器をセットしておいてから、カールスバッド国立公園へ。
18:40 カールスバッドのコウモリ飛翔にぎりぎり間に合う。思っていたより町から遠かった。
レンジャーの解説がおわり、日没15分前、洞窟からコウモリが飛び出し始めました。
次第に数を増し、人間たちが円形の石舞台でシーンと静まり見守る中、耳を澄ますと無数の羽音がパタパタと洞窟の中から聞こえます。
洞窟から出た彼らはくるくるとらせん状に回りながら徐々に高度を上げ、空に飛び出してゆく。そして群れのまま、空に道をつくる。
道は曲がったり分裂したりしながらもずーっと遠くまで見えなくなるくらい遠くまでとんでゆく。夕暮の空に飛び立つ無数の蝙蝠、幻想的で、すごかった。でもちょっとコウモリ臭かったです。
本日の走行距離:300.5マイル(480キロ)
本日の宿:Comfort Inn (NM082)