2010/9/10(土)
19:15成田発SQ012、A380です。
夜便だと気分的にかなりらくちんです。パッキングもおおむね前日に済ませ残りは当日に。機内持ち込みサイズスーツケース2個で行く事にしましたが、子供のものが加わると行きの時点でパンパンです。今回私は海に入らないのでウエットスーツなどはないからまだましなはずだけど。帰りはどうなることやら。オムツとBFと簡易ベビーカーは現地で買う事にしました。ろっしーは前夜飲み会、当日午前も仕事や所用でぎりぎりまで不在でした。タフです。
今回私はマイルで、ろっしー(と由磨)は普通にとバラバラに購入したので、沖縄のときのように席がばらばらになってしまうか心配していたのですが、さすがシンガポール航空は大丈夫でした。バシネットとベビーミールも事前リクエストしておきました。
成田までは新スカイライナーで。速いけれど変に揺れるのでちょっと酔うかも。由磨はキャーキャー奇声をあげて元気でしたが着く直前に熟睡し、そのままチェックイン手続きの頃まで寝ておりました。
暴れすぎて汗びっしょり。
スープストックで小腹を満たしてラウンジで一休みしてから出国ゲートへ向かったので、由磨をキッズスペースで遊ばせてうんと疲れさせる目的はほんの15分くらいしか達成できませんでした。
キッズスペース
子供同伴での優先搭乗は初めて。ちょっと気分がいいです。(そういえば沖縄に行った時は子連れの優先搭乗はなかったです。)バシネット席は足元が広くて良い反面、手すりがあげられないデメリットも。でもやっぱり前が広いのは助かります。
離陸時、一応耳抜きの為授乳をしようとしてもほとんど飲まず、シートベルトをグイグイひっぱって立ち上がり、その後も抱っこの手に余るほどぴょんぴょんあばれるし、一時期影を潜めていた奇声も再開絶好調。泣いているわけではないのにご機嫌でうるさいので困ります。結局22時頃やっと寝ました。でも何度バシネットに置く事をトライしても起きてしまい、や~っと置けたのは0時頃。しかし1時間後ベルト着用サインが点灯しやむなく抱っこ。サインが消え、再び置けたのは2時ごろでしたが、その一時間後には消灯時間が終わり、機内ライトが点灯し、残念ながら起きてしまいました。バシネットに寝てくれていたのは計二時間。あとは荷物置き場と化していました。大きさは今でちょうどすっぽりギリギリ(身長約70cm)なので次回はむりかな。着陸時も授乳拒否。でも耳は大丈夫そうでした。
機内では、キューピーのBF2個と子供用リンゴジュース、オムツ2つとカーズのぬいぐるみを頂きました。持参したおもちゃは大して長持ちせず、iPadで遊ばせればだいぶもつだろうと思っていたのに案外食いつかず(イヤホンが出来ないし、音があまり聞こえないから?)、結局一番役立ったのはお菓子等の食べ物でした。うるさくなってきたらとりあえず口封じにぱくっと。本意ではありませんがそれでだいぶ乗り切れました。
午後13:30頃懐かしのLAX到着。今回レンタカーはダラーズで。手続きを待つ間に由磨に朝食を食べさせ、なんだかんだ車をレンタルできたのは3時ごろ。チャイルドシートは棚にたくさん置いてあり「好きなのを持って行って」状態。今まで使った事のないタイプだったので取り付けに手こずりましたが、チャイルドシート嫌いのムスコさんが今回は嫌がらなくてよかったです。車移動ばかりなので大泣きされたらどうしようかと心配していたのでほっとしました。
今年はまだCAの免許の有効期限が切れていないので、国際運転免許証をとらなくてもよく、楽でした。
LAXをあとにして、まずは空港からほど近い子供古着屋へ。前回ろっしーが発見したお店です。Children's Orchard(チルドレンズオーチャード)10着以上まとめ買いし、靴やサングラスも含め55ドルでした。
次にアンブレラストローラー(簡易ベビーカー)を求めTarget(ターゲット)へ。日よけがついていて22ドルというのを発見し、それを買おうとしたら在庫なし。店員さんが別店舗の在庫数を調べてくれたので、わざわざ別のTargetへ行くも、がびょーん在庫なし。「たぶんもう完売してしまった」とのこと。この適当さがアメリカーな感じです。Targetを見つけるのにさまよったため結構時間がかかったこともあり授乳するのをすっかり忘れていて、普段3,4時間のところが6時間も間隔が空いてしまいガッチガチに。駐車場で授乳し、そうこうしているうちにすっかり夜になってしまったので、ストローラーは諦めサンタモニカのホテルへ20時過ぎ到着。
ちなみにアメリカには日本のデパートにあるようないわゆる授乳室というのは滅多にみかけません。大きな商業施設ではトレイにソファスペースなどがありますが、あとは車内か、レストランなどでの休憩中に。授乳ケープがわりのショールの中にすっぽりなので外からみたらわからないと思います。
今回はアパートメントタイプのホテルにしました。夜なのですでに門が閉まってしまっており、インターホンを鳴らすとなにやらブラックボックスがなんとかかんとかと早口で指示。門をあけてくれるブザーが重なって声が聞き取れず、とりあえずわかったふりをして中に入っても誰もおらず右往左往。もう一度インターホンを鳴らすもやはり聞き取れず。三度目にやっとわかったことは、門の木陰に黒い箱が隠してあり、そこに封筒があって、カギがあって、部屋の地図があって、ということ。しかしたぶんこいつら理解できてないわと思われたのかおばさんが対応に出てきてくれました。営業時間外だからか最初はちょっと不機嫌だったけど最終的には「いいのよ、これが私の仕事なんだから」とニコニコ。
とても雰囲気のある素敵なホテルだけど、とても古く、激狭のエレベーターはドアが手動式で階段はギシギシ。でも部屋はとても広く、キッチンも十分で、そのまま住みたい感じでした。
事前にお願いしておいたcrib(ベビーベッド)もちゃんと部屋に入っていました。実際にそこで寝かせるのは厳しいですが(いわゆるベビーベッドのように柵が開くものではないので、寝た状態で中におろすのはすごく難しい。よほど腕長じゃないと腰を痛めます。)、ベビーサークル代わりにとても助かりました。基本的にこの中で遊ばせておいて、出せ出せ攻撃が始まったらベッドの上で遊ばせる事にし、床にはおろしませんでした。やっぱり土足のところでハイハイさせるのはちょっと抵抗があったので。
夕食は絶対行こうと決めていた Sushi King へ。最近日本でお魚を食べていないので、おいしいお寿司やお刺身をお腹いっぱい食べられて大満足。いつもながら満席です。サイトウさんもお元気でした。
■Sushi King
1330 Wilshire Blvd
Santa Monica, CA 90403
翌朝の朝ごはんや水などを VONS で調達して帰宅。食事パターンが狂ったせいか由磨は下痢ぎみ。でもさすがに疲れたのか夜もすっと寝てくれてよかったです。
そんな一日目。