旅好きル☆行き着いた先はキャンピングカー

行き着いた先はキャンピングカー

渡米を機に始めたブログ。今は旅の記録用。2018年キャンピングカーを購入し、より旅に出やすくなりました。

那須

2016年9月2日〜4日

夏休み最後の旅行の行き先は那須高原。山の登りに挑戦したり、滝に感動したり。

一日目:

八時半出発。渋滞なく、11時過ぎ那須サファリパーク到着。

サファリパークは富士サファリパーク以来二回目。その際、ライオンへの餌やりで恐怖体験※をして以来、次男おーたはサファリバス恐怖症なっています。

(※金網状態のバス車内からトングを使ってライオンに生肉を与えるのですが、オスのライオンが側にいるのにメスライオンに先に与えてしまったらオスライオンがそれに怒ってガオーと飛びかかったのです。目の前で見るそれは大迫力。当時1歳になったばかりの次男は大泣きし、三歳の長男は声も出ず固まっていました。)

そんなわけで次男は二日前くらいからサファリバスに怯え、なんどもサファリパーク行くの?サファリバス乗るの?いつ?今日?と聞いてきて。

旅行当日の朝にはついに、おーたは旅行行かない、と言い出すほど脅えていました。

とはいえもちろん行きます乗ります。もう観念したのかいよいよバスに乗りこんでからは泣くわけではなく口もきかず固まりきっていて、親的には見てて面白いかわいさ。

富士サファリとは違って肉食への餌やりはないため、肉食動物は近くに寄ってこずお昼寝しているトラやライオンを見るだけの物足りなさですが、次男的にはほっとしたようで、徐々に顔もほぐれてきました。バスを降りると急に元気一杯に。

長男は全然怖がらず動物の背中をなでたり口元へえさをあげたりするのでとても対照的です。

さて、動物たちですが、ホワイトライオンは、大人はホワイトではなく、ホワイトタイガーは宮城の動物園に出稼ぎ中で会えませんでした。

キリンやシカやロバや、もののけ姫に出てくるヤックルのモデルと言われるエランドや、ラマなどの草食動物はバスのすぐそばに寄ってきて、とくに小鹿たちはとてもかわいかった。

サファリパークも平日だからか土日もそうなのかかなかり空いていました。富士サファリよりだいぶ規模が小さく、バス(またはマイカーまたは専用レンタカー)に乗る意外に歩いて見る動物はあまりいません。それでも子供たちは十分楽しかったようです。

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1-IMG_1494.jpg  ←やや怖で目線が外せない長男

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動物園を二時くらいにあとにし、那須塩原市方面にある『竜化の滝』へ。

駐車場から滝まで700メートルくらい。川沿いの道は涼しくマイナスイオンに包まれる感じ。そして竜化の滝に到着。

水量豊富で、落差のある三段の滝はかなり見応えがあり、癒され、とてもよかったです。

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そのあと西那須スポーツ用品店で靴がきつくなってきたという長男のを買い、本日のお宿へ。

こころのおやど 自在荘

おもてなし精神がふんだんで、近年改装したのかきれいめなお宿。お部屋に薬が置いてあったり櫻太の分もご飯とふりかけ用意してくれたり、温泉は広くて川音がここちよく、お風呂外には無料のマッサージがあったり、細かい部分への配慮が行き届いていました。

到着してすぐお部屋でお夕食。お膳は品数豊富。

夕食のあと、車で八分ほどの那須高原展望台へ夜景を見に行ってみましたが、霧でなんにも見えず。星も見えず。空気がきれいなところに旅行しても結局星が見えないパターンが多いです。

二日目:

とてもいい天気。那須ロープウェイへ。

その前に、事前にリサーチしていた美味しいパン屋さん、パン香房ベル・フルールへ立ち寄りお昼を調達。

前日も立ち寄りましたが、パン生地も使われているチーズ等もとっても美味しくて、子供たちもおいしいおいしいと。

この日は週末とあって、すでに売りきれているものも多くありました。

那須ロープウエイの駐車場は10時過ぎなのにかなり混雑。

ロープウエイのおじさんによるとこんなに快晴で山々が見渡せたのはこの夏でも数日しかないとのこと。

今年度は、旅行もキャンプも天気にかなり恵まれています。

山頂駅につくと気温17度とのこと。でも日差しのせいか寒く感じることはなくむしろ暑いくらいでした。

さてそこから気合いを入れて茶臼岳山頂まで山登り。大人の足で50分とのこと。(那須ガイド

もともと軽登山やトレッキングには興味があったものの、山登りに楽しみを見いだせない長男とまだ抱っこをねだる次男とではなかなか踏み出せずにいました。

でもここなら、ロープウエイで山頂近くまで行って、最後のみ自分の足で登って、山頂を踏めるというありがたいコース。

大きな岩がゴロゴロし途中は手を使って登るようなルートで、休み休みだけど、由磨は忍者の修行と言いつつ、櫻太は手を繋いで引っ張ってもらいつつがんばって、山頂までたどり着く事ができました。

大人的にはさほど辛くなく見晴らしのいい気持ちのよいコースで、気温17度快晴半袖気持ちよく、青空は濃いし、雲は近いし、緑はきれいだし、とても楽しめました。

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下山の方が小石で滑って歩くのが大変で。由磨は一度滑ってお尻打って大泣きするしそれ以降超慎重な歩き方に。極端。

何はともあれ往復二時間くらいでロープウエイ山頂駅まで帰ってきました。

本日の目的を果たしたあとは、観光を嫌がる子供たちを無理矢理連れ回しつつじ吊り橋、殺生石などをみて、期待満々の今夜のホテルへ。

思い出すものいやですが。。。

場所は寂れた別荘エリア。

ついてびっくり。え、ここ?

でもきっと中身は違う!

入って二度びっくり。ここは・・・営業してるの?合宿所かな??

客は二組のみ。うちだけでなくてよかったと変な安心感を得る。

部屋はドアもなく共用廊下から襖一枚の和室。トイレや洗面も一見ないかと思うくらいのたたずまい(一応あったけど)。

明らかに土日のしかも予約が入ったときしか営業していない感じ。布団敷くのがこわい。

事前のネット情報があまりに良すぎたのであまりのショックでしばし部屋で茫然として、やることもなく仕方なく櫻太とお風呂へ。内湯と露天はあるが、なんか物置みたいな場所とか混在し、すべてにおいてもはや信用できない。ショックすぎて化粧落とすのもパンツもわすれる始末。

夕食の時間になりおそるおそる食道に行っていみたら、料理を作ってくれる人は一応いたようで少しほっとしました。

本が沢山あったので、気を紛らわせるべく読書をして就寝。。

三日目:

早くこの宿を出たい一心。

この日も快晴で暑いくらい。りんどう湖レイクビューへ。

乳搾りしたり、子牛へミルクやりしたり、ゴーカートしたり湖でスワンに乗ったり。

そして東京へ向いつつ、この日の目的は餃子。栃木と言ったら餃子。

宇都宮市にある、「和の中」マツコの知らない世界にも出たそうで。

開店同時にいったのにすぐに満席でした。期待をうらぎらない美味しさ。ヘルシーで薬膳ぽいメニューもたくさんあって私はとても好きでした。

最後にアウトレットにまで寄って、今回もあちこち盛沢山の旅行でした。

おしまい