旅好きル☆行き着いた先はキャンピングカー

行き着いた先はキャンピングカー

渡米を機に始めたブログ。今は旅の記録用。2018年キャンピングカーを購入し、より旅に出やすくなりました。

キャンプ:キャンプinn海山 三重県

2017/8/23(水)〜27(日) 4泊5日

 

夏休みの家族旅行。

今年はなんとなく三重県に行ってみようということになりました。

三重のどこへ行こうかとわくわく調べていた頃、たまたまアウトドア雑誌で見かけて行ってみたい!と思ったキャンプ場がちょうど三重県

そんなわけで、テント持参で三重まで車でキャンプに行く事にしました。

そこは、キャンプinn海山というところ。名前からして夏休みにうってつけな感じです。

 

 

8月23日(水)

仕事早上がりの夫と、4泊の割りにはスムーズに積み込みを終え夕方出発。食材は全て現地調達するのでその分荷物が少ないんです。

東京から一気に三重県紀北町へ行くのではなく、途中四日市で一泊しました。

0時少し前、四日市市APOA HOTELにすでに熟睡中の子供たちを抱っこしてチェックイン。とりあえず明日に向け眠ります。

 

8月24日(木)

四日市の工業地帯の風景を眺めつつ、伊勢自動車道紀勢自動車道へ。

途中、紀伊長島ICと海山ICとの間にある、始神テラスというちょっといいかんじのPAでランチにしました。

三重県名物サンマ寿司が美味しかった!

 

さて、今回の旅、観光よりも三重のきれいな川と海でたくさん遊ぶ事が第一の目的。

じゃあまず海から、ということで、キャンプ場に向う前に、和具の浜という海水浴場に行きました。

 

すごくきれい。

湾なので波はまったくなくておだやかです。

そしてさすが平日、ガラガラ。とても人気の海水浴場とあったので、伊豆並みの混雑を予想していたのにわずか4、5組いただけでした。

水着に着替えて海に駆け込むと、川の水とは違ってほどよくぬるく気持ちよすぎです。

よくみると白い魚が足下にたくさん泳いでいて、少し沖にいくと足は届かないくらいの深さになり、岩場にはカラフルな魚がたくさんいます。

南国めいていて、でも景色は日本的で、こじんまりしているけれどとってもいい浜辺でした。

駐車場は千円。シャワー無料。

 

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海にくると食べたくなるのはお魚お刺身。

これだけ海に接している土地だし安くて新鮮なお魚がたくさんあるはずと期待してスーパーへ行ってみましたが、思いのほか品薄でお値段も東京とあまり変わらず?

今回のキャンプはノー包丁を決めこんでおり調理をするつもりは一切なかったので、刺身、枝豆、などなど仕入れてきました。

そして待望のチェックイン。やっとこれたね。

 

リバーオートサイト、目の前の川を眺めつつ、ちゃちゃっとテントとタープを張り、夜の宴開始です。

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 昼間は夏らしく暑さですが夜は涼しく全く寝苦しくありませんでした。ダウンの寝袋を掛け布団代わりにしてちょうどよいくらい。

そして月が出ていなかったので星がきれいでした。満点の星空。

 

8月25日

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本日も晴天!こんな風に外でいただく朝食はホットサンド。

 

そして昨日の海遊びに続いて今日は川遊び。

日本有数の透明度を誇る銚子川の魚飛渓(うおとびけい)というところへ行きます。

魚飛渓や川遊びについてはこちらに詳しく載っています。→http://camp-inn-miyama.com/activity/outside/choshi-river/

 

ライフジャケットはキャンプ場でレンタル可。

車でしばし上流の方へ走ると、路駐がちらほら見えてきて、だいたいその辺が魚飛渓です。

これといって看板があるわけではないので、川に降りる導線なども勘をたよりに。

そして行き着いた川のお水は冷たい!けどきれい!素早くて捕まえられなかったけれどお魚もたくさんいました。

 

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浅いところ、深くておだやかなところ、いろんな遊び方ができて、

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なかでも極めつけは天然の滑り台!

1-由磨滑り台

 

大人でも躊躇するようなもっとはげしい滑り台や高飛び込み、などもありましたよ。

 

午前中いっぱい魚飛渓を楽しんで、一旦サイトに戻ります。

一時過ぎにお出かけし、『道の駅海山』でコロッケ、ラーメン、おそば、などでお昼はごはん。

その後、世界遺産鬼ヶ城(おにがじょう)へ行ってみる事に。

地図の海沿いオレンジの道です。WCのところに熊野市鬼ヶ城センター複合施設建というビジターセンターがあり、お土産等も売っています。

ここからスタートと書いてあるとこからここまでというところまで海岸沿いを約1キロ。

奇形岩々、目前の海、迫力満点です。

1-map01 のコピー

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岩肌に沿って登ったり下ったり。

結構ハードで、最後までいくか、ある程度みて引き返すか迷ったのですが、スタート地点のビジターセンターがそこそこ立派だったので、ゴール地点にもなにかしら休めるところがあるだろうと踏んで、ひたすら進んでみることにしました。

ところがどっこい。。

この日は猛暑日で35度くらい、カンカン照りの快晴。

ちょっと車から降りて散策しよう、くらいの気分だったので、飲み水も持っていませでした。

見応えある景色についつい歩いてしまったけれど、いくら歩けどゴールは見えず、もはや引き返しても同じくらいかかるし、子供たちは探検気分で疲れたとぼやきつつ楽しんでるからなんとかなりそうだし、と悩みつつやっと到着した終着点には

 

 

 な に も な い ・・・ 

 

 

ビジターセンターはおろか、トイレも、自動販売機も、ちょっと休めるお店も、なんにもなく、

子供たちも私も暑さでへろへろ、喉もカラカラ状態。

こんな道端で熱射病になったりでもしたらかなわんと、人様の軒先の日陰をお借りして縁石に腰を下ろしました。

 

だれか、車を〜

というわけで、旦那氏に歩いて駐車場まで戻ってもらい、車を持ってきてもらうことに。地図にある、鬼ケ城トンネルを通れば、ショートカットしてスタート地点に戻れると思うでしょ。

しかし 無情にもトンネルは「歩行者立ち入り禁止」の看板。

結局地図北側の回り道からかなりの時間をかけて車を取りにいってくれました。

私は子供たちとなにもないところでずーっとしゃがみ込みただひたすら待つ。

たまに通りかかる地元民には、ここらじゃみない子らがなぜ人の家の軒先に...と不思議な目を向けられ、怪しいものではありませんよという雰囲気をなんとか醸し出し、曖昧に微笑み合ったりしつつ、

み、水を恵んでください・・・と喉まで出かけましたが、大事になるのも困るので我慢しました。

 とにかく。

やっと車で戻ってきてくれて、冷房のきいた車内に乗り込んで、水分を補給できたときの嬉しさったらなかったです。 

にしても子どもは体力あるわー。こんな状態のあとでも再び遊べる元気さ。

今夜も星がきれいでした。川の小虫以外そんなに虫もいません。

 

8月26日

今日はキャンプ場をチェックアウトする日。毎日快晴で今日もカラカラの快晴でした。よかった!

日が高くなると急激にテントの中の気温があがるので、まだ朝早いうちにテントないだけでも撤収作業でからっぽにします。

こうしておいてほんとによかった。半端なく暑くなりますから。

朝食:ピーナッツサンド、トマト、ブドウ、ヨーグルト

この日も猛暑だったので、チェックアウトぎりぎりまでサイト目の前でたくさん泳ぎました。

流れはわずかにあり、川の中央は足が届かないくらいの深さですが、天然の透明プールみたいで浮かんでいるだけで気持ちよかったです。

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快晴快晴、と言っていたのになにやら急激に雲が。

まさかね、といいつつ一応せっかく乾いているテント撤収を始めるとザーっと雨が!!!

寝袋など干していたものを先に片付けていてよかったです。そのほかぽっぽとトランクへ放り込み、テントはもう諦めました。

そのあとは降ったり止んだり。

 キャンプ場、『キャンプinn海山』は予想通りとっても素敵なキャンプ場でした!

東京からはるばる来てよかった!!!

 

今晩は浜松に泊まります。

移動がてら、志摩マリンランドへ。

土日も割と空いているそうで、マンボウがいたり、海女さんの餌付けショーがあったり、エイやサメやヒトデなどに触れるタッチプールがあったり、規模はそんなに大きくないけれど、小さな子供が喜ぶ水族館です。

 

志摩マリンランド近くのどこかの展望台からの眺め。

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パールロードをドライブし、夜は焼肉屋さんへ。

 三重をあとにし、都会へ戻ります。

途中、長島スパーランドの花火をみながら、到着した浜松の宿は夜寝るだけなので、ビジネスホテル、Hotel Day by Day

ここが地味によかったです。夜はアルコールが自由に飲めて、朝食もついて、室内清潔で、あたりハズレの多いビジネスホテルの中ではとてもいいホテルでした。

 

8月27日(日)

東京まであと一歩の浜松まできたのですが、名古屋に住むお友達一家と会える事になったので名古屋へ♪

ロサンゼルス時代の友人で、美味しいウナギを一緒に食べました。

そして一緒にリニア鉄道館へ。

ここでもう一組、ロサンゼルス時代のお友達が来てくれました。

さらに、帰省中だった幼稚園のお友達一家にもばったり遭遇。嬉しい事続きです。

 

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電車大好きな息子たちにとっては、自然遊びとはまた違ったいい想い出ができました。

 

みんなと別れた頃にはもう日も沈み。

夕飯は、往路で観覧車が見えて気になっていた伊勢湾岸自動車道刈谷ハイウェイオアシスへ行ってみました。

するとさっき別れた友人とまた遭遇(笑)

一緒にゴハンをたべました。

 

東京に戻ったのは夜中。

最後の最後までたくさん遊んで、やりきった感満載のキャンプ旅でした。

 

おしまい