旅好きル☆行き着いた先はキャンピングカー

行き着いた先はキャンピングカー

渡米を機に始めたブログ。今は旅の記録用。2018年キャンピングカーを購入し、より旅に出やすくなりました。

2021夏の知床 2

2021/8/12 晴れ


ろっしーが午前中web会議のため、ゆっくり目に朝食をとったあとは子供たちと3人でロビーで寛いだり宿題を済ませたり。
せっかくの知床で午前中ホテルに残ってだらだらしている旅行客は皆無で、スタッフさんも方々に散り、がらーんとしてさみしいものでした。
とはいえ、会議に出席しながらも旅行に出かけられるというのはありがたいことです。

さて、二日目は、カムイワッカの滝のぼりと、知床五湖の散策へ。

温泉の滝登り

カムイワッカの滝は、温泉が流れるあたたかい川の滝を、観光客でも気軽に登ることができるというなんとも魅力的な場所。
自家用車で訪れることはできず、シャトルバスを利用しなければなりません。
それにあたり、どこまでの装備でゆけばいいものか悩みました。
深さは深くないものの、転ぶ可能性はもちろん大。
温泉なんだし浸かりたくなっちゃうかも?!
荷物などは濡らしたくないが荷物置き場なんてないし。。。

とりあえず一応水着を着込み、荷物は最小限(といってもタオルや着替えなど結構な嵩張りよう)で、拠点となる知床自然センターへ向かいました。
その行きがけにウトロの町で立派なツノを持つ牡鹿が目の前に!交差点を曲がって歩道から山の上に消えてゆきました。
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さて、知床自然センターでシャトルバスのチケットを購入。カムイワッカの滝は終点にあたり、40分ほどかかります。
バス停で待つ人々の装いは様々。
ばっちり登山風もいれば街着の人も。我が家だけ、ガッツリ水着を着て海水浴に向かうかのよう。^^;

正解はわかりませんが、とりあえず足は固定されていて滑らないサンダル(または自然センターで販売されている滑り止め付きソックス)、ズボンは膝までたくし上げられるものか短パン、であれば十分楽しめることがわかりました。
そして温泉として浸かるにはぬるすぎるので非推奨。むしろ寒くて上着を羽織ったくらい。
荷物置き場はないものの、滝に登る入り口の岩の上にみなさんリュックを置いたりタオルをおいたりそこで靴を履き替えたりしていました。
そんなわけで、すっ転ぶ自信がある人だけ帰りのバスの座席を濡らさないよう着替え持参しておけば安心といった所感です。
ちなみになぜこんなにも濡れる心配をしているかというと、昔養老渓谷ですっころんでお尻をびしょびしょにした経験があるから。

道道知床公園線はとっても気持ちの良い道で、途中エゾリスが飛び出してきたりなんかも。(そこはさすがバスの運転手さん、ちゃんとスピードダウンでかわしてました。)
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知床五湖のバス停をすぎ、カムイワッカの滝へ到着。
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足をつけてみると30度くらいの温かさで気持ちいい。そして酸性のため少しぴりぴりします。
下の石がぬるぬるしているところもあるので慎重に。

初めはゆるやかな滝登りも上まで行こうとすると結構な勾配に。手も使ってよじ登ると・・・
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滝の上に到達!最高に気持ち良い瞬間でした。

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上から見るとこんな感じで、上りよりも下りのほうが格段に危険度が増します。
年間数回救急車のお出ましとなるそうなのですが、町からここまで到着までに一時間くらいかかりますとのこと。
滝登りは楽しいけれど侮ってはいけませんね。

今回は無事誰も怪我などしなかったけれど、帰りのバスでひともんちゃく。
カムイワッカの滝は登ってしまえば他には周りになにもありません。
自販機もトイレもなーんにもない山奥なので、できればすぐに戻りたいため、一時間に3本のバスの時刻表チェックをろっしーに任せていました。
それに合わせて滝から降り、それでもバスの時間ぎりぎりだったので、結構なダッシュでバス停へ(バス停と滝は5分くらいの距離)。
ぜーはーしながら周囲を見渡すと誰も急いでなんかおらず、もしやと時刻表に目をやるとまだまだバスが来るのは先の時刻でした。

無駄に猛ダッシュさせられぶーたれるワタシ。
まーいいじゃん間に合ったんだから、となだめる長男。成長したわね。


次は知床五湖へ続く