カリブ海に浮かぶ、四国の半分くらいの大きさの島、プエルト・リコ 。
海は当然美しく、ビーチあり、スノーケルポイントあり、サーフポイントあり・・・。
内陸は山あり川あり、滝登りやターザンみたいなことが出来るツアーもあり・・・。
古い町並みが残る旧市街もあれば、海の微生物たちが夜に青白く発光したりもし・・・。
単に南国リゾートというだけでなくあれこれ楽しめるらしいプエルト・リコ。 ん?らしい?
一応今回の旅は波乗りメインのつもりであったわけですが、日々波情報をチェックしてもあいにく滞在中よい波は一度も来ず、わざわざレンタカーしてポイントまで行っても波がないんじゃぁ、ということで結局一日もレンタカーはしませんでした。
というわけで、離島にもいかず、ツアーにも参加せず、ホテルから徒歩圏内ですっかりのんびりまったり。
世界遺産となっているオールド・サンファンという歴史地区にはちゃんと行きました。バスで。
そこはむしろレンタカーではなくてよかったかもしれません。石畳のせまい道と、それなのに90度に曲がる角。当然車は進まず、カーブは縁石に乗り上げてまがるものであり、ホイールはこする為のものであり、路上駐車はぶつけられて当然、といった感じ。
世界遺産の町並みは歩いているだけで十分楽しいところです。建物はどれもカラフル。ほとんどが16、17世紀に建てられたそうです。
バスは75セント。紙幣は使えないので、小銭を用意するため(←言い訳)カジノのスロットでチマチマ増やします。
そう、プエルトリコではカジノも楽しめます。
そしてサルサも有名。せっかくサルサを習っていることだしお披露目しなくては!
そう意気込んでいたものの、つい毎食オーダーしてしまうピナコラーダのせいでぽわーっとなり、わざわざ遠くのサルサバーに行くのが面倒に。じゃホテルロビーの生演奏サルサにでいいか、と覗いてみたらなぜかダンスフロアではおじいちゃんおばあちゃんがひしめきあって踊っており。。
スプリング・ブレイク、イースターのせいか、アメリカからの観光客がとても多く、(でもそれはおじいちゃんおばあちゃんたちがみんなして踊っていた理由にはならないけれど)、とにかくその中に乗り込むのはさすがに場違いな感じがしたので、雰囲気だけ楽しみました。
滞在したCondadoのビーチでは、サーフィンは出来なかったもののボディボードは遊べる波。
ホテルを一歩出ればボディボード乗り放題で、しかも海水が温かくて、水着のまま出来て、水は澄んでいて、もうそれだけで毎日シアワセです。着いて早々、もう一度くることを決めました。今度は波のあるときに。
アメリカ(とくに東海岸)から近いし、米国自治連邦区なのでイミグレのわずらわしさがなく、ドルがそのまま使えて楽です。
しかし、だれしもにオススメかというと、そうとは言えないかもしれません。
町並みは特別きれいではないし(もちろん歴史地区のことではなく、ふつうの町並みのこと)、いかにもリゾートという感じでもないし、ビーチも白砂ではないし、ハワイのようにお店が沢山あるわけでもありません。
でも、ロブスターも美味しいし[emoji:e-195](←カニ?)、まだまだ魅力にあふれた島です。