大学の中庭でたまにやっているテントの催し。
昨日ふらっと立ち寄ってみたら、たくさんのモノクロフィルム写真と少しのカラーフィルム写真と絵を売っているテントがありました。
中に入ってみると、特にどの写真にというわけではなく、それらを撮った人自体にすごく共鳴するものを感じました。
そこにいたオーナーらしきおじさんに、これらは誰の作品かと聞いたら、そのおじさん自身の作品でした。
白髪の、まつげの長い、やさしそうなおじさんで、ペルー出身だと言っていました。
少し話をしていると「あなたも写真を撮るのが好きでしょう」と言い当てられ、写真のこと、ペルーのこと、世界のこと、歴史のこと、スピリチュアルなこと、赤ん坊のこと、生き方のこと、などたくさん話をしました。
わかりやすい言葉を選んでくれて、ゆっくり話してくれたので、気付けば30分も立ち話をしていました。(ほとんどおじさんが。)
話してみて、やっぱりなにか通ずるものを感じました。
どの写真も心に響いて、どれかを選ぶことができなかったので何も買いませんでしたが、おじさんは全く商売気なく、そんなことは全然気にしていない様子でした。
連絡先を紙に書いて渡してくれて、握手をして別れました。いい出会いの日でした。