旅好きル☆行き着いた先はキャンピングカー

行き着いた先はキャンピングカー

渡米を機に始めたブログ。今は旅の記録用。2018年キャンピングカーを購入し、より旅に出やすくなりました。

旅・写真:Death Valley (デスバレー) 2日目

2日目は自分的なメインイベント、砂漠で朝日拝む!です。

一晩風が吹けば、人が立ち入った足跡も消えてきれいな風紋が出来ているに違いない!

朝の太陽の光で砂丘の陰影が美しいに違いない!

それらを見たいがために公園内に宿泊したようなもの。きっちりam4:50に目を覚まし、“Sand Dunes”という砂丘に向かいました。


防寒対策万全のダウンジャケットにニット帽。足は、靴だと砂が入るしザクザク砂の感触を味わいつつ歩きたいしとサンダルにしました。

でも気温はたったの3度。

まだ暗いうちに砂丘を歩き始めたその2,3歩で、靴の選択に誤りを犯したことを悟った私。雪の中を裸足で歩いているのと同じくらいに砂が冷たいのです。10歩もあるくと足は冷たいを通り越して痛くて痛くて、でも、日が昇るまでは引き返せません。

空が明るくなり始め、山の際がピンクになって・・・なのに、それからいくら待てども太陽は顔を出しません。どうやらちょうど山の陰に太陽がいるらしいのです。デスバレーは谷というか盆地なので本来の日の出時刻より実際は遅いんですね。

もう足は感覚がないくらい痛くて凍傷になるんじゃなかと心配になるほど。小一時間待ってようやく光が射し始めたけれどあいにく曇空。

結局、雲のせいと、前夜に風がなく足跡が消えていなかったことで、想像していたような輝かしい砂丘や誰の足跡もないまっさらな風紋は見ることが出来ませんでしたが、それでもやっぱり大自然の中の朝日は綺麗で感動しました。


 東の空が明るくなり始める



 西の空には月


 朝焼けでピンク色に染まる山々


 太陽が少し顔をだし、砂もピンク色に


雲が晴れないことがわかったのでホテルに戻り、足をお湯に浸し、なんとか復活しました。

朝食後、まず最初に向かったのはデスバレーで一番の人気の“Badwater”という大塩原を見下ろす絶景ポイント。

その途中、“Twenty Mule Team Canyou”というところを通っていきました。ここは舗装されていない道ですが、オフロード車でなくても大丈夫です。「Danger」と立て札のある洞穴がいくつもありました。




 “Dantes View(ダンテズビュー)”という山頂のポイントから大塩原を望む


 右下に見えている道路(黒い線のようなもの)と比べるとその広大さがわかる

 どこまでも続く塩の大地 “Badwater”




 小さく見えているのは海抜0mの表示。海の底にいる気分。




続いては “Natural Bridge”というところ。ここに入る道はダートでものすごい土埃です。窓を開けて走るとすごいことになります。

駐車場からは徒歩。壁の間を10分ほど歩くと橋のような形の岩が現れます。この先にも道は続いていて、一番突き当たりは大きな岩で道が塞がれていました。陽があるうちに訪れたほうが綺麗です。


最後は “Artist's Pallet(アーティスツパレット)”というドライブロード。岩が紫や緑などの色をしていて、絵の具のパレットのようということでこの名前がついたそう。岩に含まれる鉱物によるもの。



他にも見たいところはあったけれど、ちょっと時間が足りませんでした。

さらっと周るのであれば2日で十分ですが、車から降りて散策したりすると結構時間が過ぎてしまいます。どこにも柵のようなものがなく歩こうと思えばどこまででも歩けてしまうせいと、日中の時間が短いためです。

何の気配も感じないけれど動物も生息しているようで、唯一遭遇できたのはコヨーテでした。

縦に隆起している地層があったり、すごい年月をかけて地球の表面が動いていることを体感できて、とても不思議なところでした。

(ほかの写真は整理できていないのでまた後日UPします)

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そういえば、初日に発生したエンジン異常の警告ランプは、2日目の帰り道、自宅まであと数十分というところで消えました!何事もなくてほっとしたけど、なんで帰ってきた途端に消えるんでしょうかね。ナゾです。